不飲生活

アルコール依存症家系に育ち、自分も診断された後に断酒を続けています。お酒、その他依存に関する事をかきつらねます。

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結婚して仕事やめよう 書評:「女のしあわせ」がなくなる日/ももせいづみ

不飲酒とはあまり関係のない話です。

 

先日、とある知り合いの女性(独身)から転職の相談?を受けました。

何がしたいのか聞いても”やりたいことはない””正社員としてガツガツ働きたくはない””とにかく今の仕事は嫌だから”と堂々巡りで、相談の乗りようがなく・・・

 

よくよく聞いてみると、最終的な目標は「結婚をして専業主婦になること」のようで、要するにそれまでの繋ぎとしての職を探していると感じました。(本人ははっきりとそうは言いませんが)

 

なんだかその日一日中その事についてもやもやしてしまい、このもやもやの原因はなんだ!と突き詰めるためブログに書き残そうと思った次第です。

 

過去のブログにも書いてありますが、高校生の時に父のアルコール依存が原因で両親が離婚しています。その離婚に至る間も「別れたいけど別れられない」状態が長く続き・・・

原因は母に職がなかったことです。父と結婚して仕事を退職した母はその後ずっと専業主婦であった為、経済的には父を頼るしかなかったのです。ですが、寝る間を惜しんで努力をし資格を取得して正社員の職に復帰をしやっと離婚に至りました。

 

子供ながらにそんな状態を見て、「結婚ってなんてハイリスクでギャンブル的なんだ!」ってずっと思ってました。

リスクマネジメントの為にも一生続けられる職を持たないと!という信念のもと、受験勉強をして就職活動をして今にいたっています。

 

こういった個人的な背景があって私は”結婚したら”という要素を入れずに自分のキャリアプランを考えて生きています。

冒頭にお話しした女性の育った家庭環境は分かりませんが、彼女はきっとそういう事を考える機会がなくこの年まで過ごせたから”結婚したら一生相手に養ってもらう”という計画を組み込んだキャリアプランを持っているのかと思いました。

 

・・・と、今まではここでうんうん、納得。と終わっていたのですが、ですがなんだかそんな単純な問題なのか・・・?

 

bookオフをフラフラしてたとき、ふと目について買ってみた下記の1冊をご紹介します。

 

 

 

1冊目”「女のしあわせ」がなくなる日”、下記amazonより引用させて頂きます。

「人口問題研究所が行った日本の将来人口の推測では、今年20歳になる男性の3人に一人、女性の4人に一人が生涯独身で過ごすと予測。さらに、2009年の厚生労働省の統計では、結婚した男女の3組に一組は離婚していることが報告されています。

一方で、18歳から34歳の未婚女性の意識調査で、90%の人が「いずれ結婚するつもり」と答えており、結婚で仕事はやめないけれど、子どもを産んだら一度やめて育児に専念し、その後復帰するというライフコースを考えているというアンケート結果が出ている。

こういった「女のしあわせ」のライフコースは、あくまでも日本の高度成長期を支えてきた世代が作り上げてきた発想である。でも、時代はまったく違う方向に動きはじめているのです。」

 

つまり、時代はどんどん変化をしている真最中だというのに、結婚や仕事に対する価値観は一世代前から変わっていないという事ですよね。

 

彼女との会話の中で感じたもやもやは、まさにここ!にあったのではないでしょうか。

 

私達の親世代では、結婚して寿退社→子育てがひと段落したらパートなどで復職といったパターンが主流です。我が家のようなパターンを除いて、大多数の現在の独身女性はそういった親を見て育っているので自分も当たり前のようにその道を進む・・・と考えても仕方がないだろうなと感じました。

 

祖父母世代ではお見合い結婚が主流、親世代で恋愛結婚が主流となり今ではお見合いなど死後と変化していったように時代はどんどん変化していくものだと思うのです。

この結婚や仕事に対する価値観は今ちょうど変換期を迎えているのかな?と感じました。

 

私達の子供の世代には結婚を組み込まないキャリアプランの計画が主流となり、専業主婦は死後になるかもしれませんね。

 

ある意味時代だけが変化していき、その事実に気づかず価値観だけが昔のままと取り残されてしまっている今の時代の女性たちはちょっと可哀そう・・・と思ってしまいました。

(私も独身女性という事をすっかり忘れていました)

 

 keywaord:ジェンダー,フェミニズム

 

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